SLOBE IENA(スローブ イエナ)
IENA SLOBE(イエナ スローブ)とは、日本を代表するアパレル会社「ベイクルーズグループ」が展開するセレクトショップ、およびそのオリジナルブランド。「<今>を生きる女性のためのリアルクローズ」をテーマにトラディッショナルベースのスタイリングを提案している。コンセプトについては下記に公式HPより引用する。
『「今」を自由に生きる女性のための、リアルクローズ。トラディショナルな価値観をベースにトレンドを常に取り入れる。あくまでも自分らしく、活動的に生きる女性のための洋服、それがIENA SLOBEです。ガーリッシュで気ままな雰囲気の中に品の良さを感じるラインナップ。トラッドやミリタリー、デニムなどの「マイ・フェイバリット・ワードローブ」に、シーズントレンドアイテムをミックス。形にとらわれることのない、遊び心溢れる大人のスタイリングを提案します』
「イエナ(IENA)」と「スローブ・イエナ(SLOBE IENA)」
「イエナ(IENA)」とは?
「イエナ(IENA)」とは、
セレクトショップ系会社のベイクルーズ社によるレディースブランド。単独店舗としては主にルミネ、パルコといった駅ビルに出店。
なお、単独出店のほか、メンズのEDIFICEとの複合業態「Le Dome」での出店も多い。
オンラインストアを参考にすると、
オリジナルブランド商品の中心価格帯は1万5000円から3万円。
やや高額なため、あまり若い人には手が出しづらい価格帯。
【会社HPでのブランド説明】
時がゆったり流れるパリのリズムで、
きめ細やかな日常のディテールにこだわり、自然体で美しいものを愛する・・・。
そんな自分らしいライフスタイルを大切にする女性に向けて、日常を豊かに彩るワードローブを提案します。
パリの暮らしを感じさせる心地良い空間に並ぶのは、時代を超えて愛される上質なスタンダードアイテムや、
フレンチエッセンスを効かせた旬なアイテムたち。
訪れるたびに”新しい私”や”幸せな時間”が発見できるショップ、それがイエナです。
「スローブ(SLOBE IENA)」とは?
「スローブ(SLOBE IENA)」とは、
IENAという名前がうしろに付くIENA系の低価格系のウィメンズブランド。
中心価格帯は5000円から1万5000円と、明確にIENAよりも低価格。
コンセプトに”ガーリッシュ”という語句が入る通り、若い女性向け。
【会社HPでのブランド説明】
“French Kawaii Chic” 「今」を自由に生きる女性のためのリアルクローズ。
自分らしく活動的に生きる女性のための洋服、それがSLOBEです。
ガーリッシュで気ままな雰囲気の中に品の良さを感じるラインナップ。
形にとらわれない遊び心溢れるわくわく・ドキドキを、大人のスタイリングで提案します。
イエナ系列、4つのブランドラインの違いを徹底解剖【IENA?SLOBE?】
トレンドを適度に取り入れながらも長く着られる上質さ、高見え感が人気のブランド、IENA(イエナ)。
IENAはベイクルーズ系のブランドです。
ただ、数あるベイクルーズ系のブランドの中でも「IENA」とブランド名についているラインは複数個あります。
「正直あまり違いが分からない!」という方も多いのではないでしょうか?
今回は、ブランド古着店として様々なベイクルーズ系列のブランドを見てきた私たちが、
- IENA系列のブランドはどんなブランドで、どんな魅力があるのか
- IENA系列にはどのようなラインが存在するのか
IENAとは
まずはイエナがどのようなブランドなのか説明させてください。イエナとは、ベイクルーズグループが展開するオリジナルブランドです。
ベイクルーズグループといえば、日本を代表するアパレルセレクトショップの1つでもあるジャーナルスタンダードやドゥーズィエムクラスを運営している事でも有名です。
展開しているアイテムは普段使いしやすいシンプルでベーシックな物が多いですが、袖を通すと女性のボディラインを綺麗に見せてくれるようなデザインへの拘りがあります。
ブランドライン全体を通してしっかりと「高く見える」生地やシルエットで服作りをおこなっており、大人が着ても様になるのがポイントです。
知的で上品なデザイン性だけではなく、価格帯も全体的にやや高めの設定なので、ユーザーの年齢層は20代〜50代と大人の女性を中心として幅広いファンが存在します。
ラグジュアリーなバッグや靴とのコーディネートをしても浮かない上品さが、大人の女性にも人気の所以といえるでしょう。
公式サイトによると「上質でディティールにこだわったスタンダードアイテムを好み、トレンドは程よく取り入れて自分らしく着こなす」をコンセプトに掲げています。
このコンセプトから「洗練された上品さ」と「型にはまらない自分らしさ」を両方兼ね備えている、しなやかで強い女性の心を虜にするブランドだといえます。
IENAの4つのブランドライン
それでは、ここからはそんなIENAの系列ブランドのライン4つをご紹介していきます。基本的に、IENAの魅力的な面や芯にある思想を受け継ぎながらも、少しずつコンセプトを変えた4ブランドをご紹介いたします。
「IENA系列のブランドがいくつかあるのは知っているけど正直どれがどんなブランドかはわからない…!」というモヤモヤを、この機会に取り去っていただければと思います!
IENA
引用元:ベイクルーズオフィシャルブログメインブランドであるIENAは、トレンド感を抑えつつ、長く着続けられるようなクオリティの高いアイテムを展開しています。
IENAは大人世代の女性にしっかり馴染むようなバランス感があり、コンサバティブやエレガントといったファッションイメージを持ちます。
したがって、頑張りすぎずに大人の女性の余裕を演出しながらも、トレンドを抑えてエッジを効かせたい人におすすめです。
アイテム自体はベーシックでも、細部にデザイン性があるので普段着としてはもちろん、ビジネスシーンでも使うことができるので、着回ししやすいのが魅力の1つです。
休日に着られそうな上質なリラックス感のあるパンツスタイルや、しっかりとしたドレス感のあるワンピース、セットアップなど、日常の様々なシーンを魅力的に、上質にしてくれるラインナップが揃います。
20代前半の頃にイエナに憧れて、30代40代になって収入が安定して買い揃えている方も多く、幅広い世代の女性を虜にしています。
SLOBE IENA
引用元:スローブイエナ公式サイト ルックブックSLOBE IENA(スローブイエナ)も、ベイクルーズグループが運営するIENA系列のブランドです。
IENAが日常に溶け込むエレガントなアイテムが多いのに対し、SLOBE IENAはカジュアルで若々しい遊び心あるアイテムを多く展開しています。
価格帯も、IENAよりも低価格で、若い女性の方でも手に入れやすくなっています。
SLOBE IENAのコンセプトは、公式サイトによると「ガーリッシュで気ままな雰囲気の中に品の良さを感じるラインナップ」と記載されています。
上品さは残しつつ、フレッシュな可愛らしさがある「綺麗めカジュアル」を叶えるブランドです。
IENA同様、トレンドを意識しながらも飽きの来ないデザインで、コーディネート次第ではカジュアル、ガーリー、エレガントと自分らしく着こなしを楽しむことができます。
価格の安さやデザインのカジュアルさから、「まずIENAの服を買ってみたい、コーディネートに取り入れてみたい」と感じている方にもおすすめなラインといえるでしょう。
IENA LA BOUCLE
引用元:イエナ ラ ブークル公式サイト ルックブックIENA LA BOUCLE(イエナ ラ ブークル)は、公式サイトによると「ありふれた日常にちょっとした非日常を」をコンセプトに掲げているIENA系列のブランドです。
IENAの日常使いできるベーシックなアイテムに対し、エッジの効いた服で非日常感を楽しみたい大人の女性に人気があります。
IENAのエレガントな配色とは異なり、ビビットでピリッとしたスパイシーなカラーバリエーションが特徴的です。
今季はアフリカの伝統的なテキスタイルや中東の花瓶などから着想を得て、エネルギッシュでポジティブなカラー配色のアイテムが多くリリースされています。
「休日に少しいつもとは違ったお洒落をして出かけたい!」という日におすすめな、遊び心のあるカラーやテキスタイルが楽しいラインとなっています。
まだ知らない自分自身に秘められた魅力に気付くことができるような、大人の女性のためのブランドです。
VERMEIL par IENA
引用元:ヴェルメイユ パー イエナ公式サイト ルックブックVERMEIL par IENA(ヴェルメイユ パー イエナ)は、公式サイトによると「赤を身に纏うことで、よりエレガントにより女性らしく。気品・佇まい・空気感、人として深みがかさなった真の大人に捧げる」をコンセプトに掲げているIENA系列のブランドです。
IENA系列のブランドの中で、最もターゲット年齢層が高いブランドです。
ブランド名でもあるヴェルメイユとは、フランス語で「深みを帯びた赤」という意味で、真の女性の美しさや強さを表しています。
VERMEIL par IENAがリリースするアイテムは、ヴィンテージライクでシックな印象がありますが、古くさすぎる事はなく都会的でしなやかな女性を演出してくれます。
ラグジュアリーブランドのバッグや靴とも相性がよく、少しきちんとした場に着ていくにもおすすめなアイテムが多く見られるラインになっています。
また、リラックスムードを感じるアイテムもあり、「大人が肩の力を抜いた」ような上質感が全体に感じられます。
クローゼットにあるだけでモチベーションもアップするような頼もしい存在だと言えるでしょう。